知られざる魅力シリーズ1 繊細で共感力の高い奇才・太田光

知られざる魅力シリーズ

あくが強い、毒舌キャラ、暴走、下ネタなどのかなり過激なイメージを持たれることも多いお笑い芸人、爆笑問題・太田光さんですが、
明石家さんまさん、北野武さん他多くの芸人仲間から愛されてやまない魅力の持ち主です。ここでは知られざる魅力シリーズ第一弾として深堀りしてみました。

繊細で優しい

親思い

既に他界されているご両親へ毎朝ご自分で仏壇に手を合わせるという太田さん。普段の振る舞いからはイメージしにくい部分ですがとても優しい息子さんだったのかなとうかがえます。

また、2022年に新潮社を相手取り勝訴した際の会見時には、父親が実際に何をしていたとしても尊敬の念は変わらないが、あまりにも自分の持っている父親像とかけ離れたイメージを伝え広められてしまったことが許せなかった、と強く訴えていらっしゃいます。お父様の尊厳を大事にされていることが伝わってきます。

相方への気遣い

相方の田中さんが2021年1月、大動脈解離によるくも膜下出血で療養中、血圧を上げて悪化させることのないよう気遣っていたそうです。また、田中さん不在の間の仕事について心配させないよう、言葉を選んでネガティブな情報を言わないようにしていたとのこと。

何が田中の地雷かわからないから💦電話しないように、刺激しないようにしていた

お客さんとコンビ漫才への想い

オリエンタルラジオとのYouTubeチャンネルでの対談では、コンビでやる漫才ライブが俺たちの帰る場所なんだ、ということが最近よく思うようになった、と語っておられます。

お客さんが会場に入ることのありがたみが本当によくわかった。苦しいのにマスクして、座席を一個飛ばしで座ってくれて、住所も書きこんでくれて・・手の消毒をしてくれて。客席で声出して笑えないから遠慮して笑って。ましてや緊急事態宣言のなか笑いの会場に行くことなんて怖いじゃない、でも来てくれる。ありがたみをほんっとうに感じた。無観客ライブを何回かやったけど、客がいない漫才ほどあんなに手ごたえのないものはない。コロナになって初めて、(ライブが)こんなに大事な空間だったのか、とわかった。テレビやラジオのレギュラー出演が終わる日は来ると思うけど、漫才はやろうと思えばやり続けれられる。続けてきて良かった。

共感力の高さ

聞き上手

本当の話し上手は聞き上手という表現もよく聞きますが、まさにそんな聞き上手である太田光さん。

中京テレビ『太田上田』では、上田さんのトークを本当に楽しそうに聴き入る姿が印象的です。うまくアシストしながらも、邪魔をせず、うんうんと頷きながら、オチのときには豪快に大笑い。リラックスして話す上田さんもとても気持ちよさそうに見えます。

ピュアな感性

日本テレビ系ドラマ『だが、情熱はある』を観て感動したという太田さん。
若手時代のオードリー・若林正恭と南海キャンディーズ山里亮太が芸人として売れるために奮闘する、実話に基づく感動ドラマです。

「芸人をやってる人が見ると『わかる、この気持ちわかる!』と思うわけ。自分は本当に才能があるんだろうか、単なる凡人じゃないかとか。未だにそうじゃない」
JUNK 爆笑問題カーボーイ2023.5.16放送より

こんなに素直にドラマへの熱い感想を吐露できるのも、感性が豊かで共感力が高い故ですよね。

弱さを見せられる強さ

嫉妬心を隠さない

同世代の脚本家・三谷幸喜さんに長い間嫉妬していたことを率直にご本人に伝えているところも、潔くて逆にかっこいいです。

太田さん 『あいつは売れてる、俺はくすぶっている、悔しい、許せない!』と思っていたと。

三谷さん、『じゃあずっと心の中に僕がいたってことですか

太田さん即頷き、『いました

太田上田#213未公開より

お互いに才能があって、ものを創り出すことを生業とした者同士、本来なら隠したいかもしれない本心も、笑えるエピソードにしてしまうメンタルの強さを感じます。

慢心しない

『オレたちひょうきん族』や『踊る!さんま御殿!!』みたいなバラエティーをやりたかったが、達成できていない。実力がなかった。

2023年3月9日付Webun+(北日本新聞社)より

芸歴35年、芸能界のトップを走り続けながらも、謙遜する姿勢をお持ちなのもすごいことです。

ピュアな一面

木村拓哉さんの大ファンであることを公言していて、目を✨キラキラさせながらその魅力を語る太田光さん。
その様子はまるで恋する少女のようで可愛らしく見えてきます。

動画:楽屋で叙々苑弁当食べてる木村拓哉さんがかっこいい!!と叫ぶ太田さん↓↓↓太田上田#337①木村拓哉の楽屋でキュンキュンしちゃいました

才能あふれるクリエイター

これまで数々の著作を発表されている太田光さんですが、2023年3月幻冬舎より出版された最新作『笑って人類』は、芥川賞作家でもある芸人仲間・又吉直樹さんが大絶賛、『本当に面白かった!!』と評されています。
原稿用紙にして1200枚にも及ぶエンターテイメント大作とのこと、その分量にも驚いたと又吉氏。

ネタ書き、テレビのレギュラー出演、舞台をこなしながらの執筆業・・・一体どこにそれほどの創作エネルギーがあるのか・・それでもテレビでは疲れた様子は見せず・・やはり天才としか思えません。

『笑って人類!』太田光 | 幻冬舎
子供達よ、信じるんだ。未来はいつも面白い。世界の平和のため、ダメダメ総理が獅子奮迅!?主要国リーダーが集結する“マスターズ和平会議”に極東の小国・ピースランド首相が、まさかの遅刻。そのおかげで惨劇を免れた彼は、ドン・キホーテのごとく立ち上がるが……。笑いと興奮と感動と――。「言葉の力」を信じる爆笑問題・太田光、祈りのよ...

まとめ

親想いで情に厚く、創作活動に邁進し、まだまだ上を目指して活躍し続け、純粋に木村拓哉さんに憧れているところなど、知られざる魅力いっぱいの太田光さんでした。多くの芸人さんから慕われているのも納得です。一度その魅力に触れた途端、毎日のようにチェックしてしまい、その虜になること間違いなし。

こちらの番組はそんな太田光さんを知るのにおすすめです!

JUNK 爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ/毎週火曜25時~)
太田上田(【中京テレビ】毎週火曜 深夜24:59~)

 

 

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